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七夕 Tanabata Festival

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今日きょう6月25日ろくがつにじゅうごにちです。

もうすぐ6月ろくがつわろうとしています。

今年ことし2021年にせんにじゅういちねん半分はんぶんわろうとしています。

はやいですね。あっというですね。

もうすぐ6月ろくがつわって7月しちがつになります。

今日きょう7月しちがつにある日本にほん行事ぎょうじ紹介しょうかいします。

今日きょう紹介しょうかいするのは7月7日しちがつなのか七夕たなばたという行事ぎょうじです。

七夕たなばたはある物語ものがたりに基づいています。

この物語ものがたりむかし中国ちゅうごくから日本にほんつたわったとわれています。

いまからその七夕たなばたという行事ぎょうじ由来ゆらいとなった物語ものがたりはなしますね。

これはそらうえ物語ものがたりです。

昔々むかしむかし織姫おりひめという女性じょせい彦星ひこぼしという男性だんせいがいました。

織姫おりひめ神様かみさまむすめでした。

これは機織はたおりといいます。

機織はたおという機械きかいぬのっています。

織姫おりひめ機織はたおりがとっても上手じょうずで、一生懸命いっしょうけんめいはたはたらもの女性じょせいでした。

仕事しごとをよく頑張がんばっていました。

彦星ひこぼしうしそだてている牛飼うしかいの青年せいねんでした。

かれ一生懸命いっしょうけんめいうしそだてるはたらもの男性だんせいでした。

あるとき神様かみさまむすめ織姫おりひめ彦星ひこぼしわせます。紹介しょうかいします。

二人ふたりはすぐに一目ひとめただけでおたがいにかれいます。

たがいのことがきになってこいちました。

やがて二人ふたり結婚けっこんすることになりました。

しあわせそうですね。いいですね。

ところが、結婚けっこんした途端とたん、あんなにはたらものだった織姫おりひめ彦星ひこぼしはたらかなくなってしまいました。

あんなに仕事しごと熱心ねっしんだったのに、二人ふたりあそぶのがたのしすぎて、すっかりなまものになってしまいました。

織姫おりひめ機織はたおりをしなくなりました。

彦星ひこぼしうしそだてなくなりました。

二人ふたりとも真面目まじめはたらかなくなってしまいました。

そんな二人ふたり様子ようすていた神様かみさまおこります。

結婚けっこんした途端とたん仕事しごともしないでそんなにあそんでばっかりなら、もうわせないとって、神様かみさま二人ふたりはなしてしまうんですね。

あまがわというほしでできたかわ両岸りょうぎしはなしてしまいます。

二人ふたりはもうえません。可愛かわいそうですね。

織姫おりひめはずっといています。

彦星ひこぼしいたくていています。

彦星ひこぼしいたい。彦星ひこぼしわせて。」「織姫おりひめいたい。織姫おりひめわせて。」とって二人共ふたりともかなしんでいます。

その様子ようすて、おこっていた神様かみさまも「これはさすがにかわいそうだな」とおもって1年いちねん1回いっかいだけ二人ふたりわせてあげることにしました。

「またまえみたいにちゃんとはたらくなら、一生懸命いっしょうけんめいはたらくならわせてあげるよ」と、以前いぜんのように真面目まじめはたらくことを条件じょうけん1年いちねん1度いちどだけわせてあげることにしました。

毎年まいとし7月7日しちがつなのかになると、カササギかささぎというとりんできます。

このとりがたくさんあつまってきて、織姫おりひめ彦星ひこぼしわたれるようにはしつくってくれます。

二人ふたりはこのはしわたってはしうえ1年いちねん1度いちどだけ再会さいかいできるようになりました。

という物語ものがたりです。

7月7日しちがつなのか織姫おりひめ彦星ひこぼしねがいがかなですね。

いたいというねがいがかなです。

なのでこのはなし由来ゆらいとなって、7月7日しちがつなのか七夕たなばたねがごとをするようになりました。

毎年まいとし七夕たなばたちかづくと、日本にほんではこんなかざりをよくかけます。

このみどりっぱはささといいます。

ささいろんないろカラフルからふるかみかざってありますね。

これは短冊たんざくといいます。

短冊たんざくをよーくると文字もじいてあるのがかりますか。

文字もじいてあるのがえますか。

短冊たんざくにはねがごとかれています。

たとえば、試験しけん合格ごうかくしますようにとか、サッカーさっかーがうまくなりますように、とか、家族かぞくみんな健康けんこうしあわせにごせますようにとか、そういった自分じぶんねがごとかみいてささかざります。

これが七夕たなばたです。

みなさんだったらどんなことをおねがいしたいですか。

短冊たんざくにどんなねがごときますか。

今日きょう7月7日しちがつなのか七夕たなばたはなしをしました。今日きょうはこれでおしまい。またね!

今日は6月25日です。もうすぐ6月が終わろうとしています。今年2021年も半分が終わろうとしています。早いですね。あっという間ですね。

もうすぐ6月が終わって7月になります。今日は7月にある日本の行事を紹介します。今日紹介するのは7月7日の七夕という行事です。

七夕はある物語に基づいています。この物語は昔中国から日本に伝わったと言われています。今からその七夕という行事の由来となった物語を話しますね。

これは空の上の物語です。昔々、織姫という女性と彦星という男性がいました。織姫は神様の娘でした。

これは機織りといいます。機織り機という機械で布を織っています。織姫は機織りがとっても上手で、一生懸命機を織る働き者の女性でした。仕事をよく頑張っていました。彦星は牛を育てている牛飼いの青年でした。彼も一生懸命牛を育てる働き者の男性でした。

ある時神様が娘の織姫と彦星を引き合わせます。紹介します。二人はすぐに一目見ただけでお互いに惹かれ合います。お互いのことが好きになって恋に落ちました。やがて二人は結婚することになりました。幸せそうですね。いいですね。

ところが、結婚した途端、あんなに働き者だった織姫と彦星は働かなくなってしまいました。あんなに仕事熱心だったのに、二人で遊ぶのが楽しすぎて、すっかり怠け者になってしまいました。織姫は機織りをしなくなりました。彦星も牛を育てなくなりました。二人とも真面目に働かなくなってしまいました。

そんな二人の様子を見ていた神様は怒ります。結婚した途端に仕事もしないでそんなに遊んでばっかりなら、もう会わせないと言って、神様が二人を引き離してしまうんですね。

天の川という星でできた川の両岸に引き離してしまいます。二人はもう会えません。可愛そうですね。

織姫はずっと泣いています。彦星に会いたくて泣いています。「彦星に会いたい。彦星に会わせて。」「織姫に会いたい。織姫に会わせて。」と言って二人共悲しんでいます。

その様子を見て、怒っていた神様も「これはさすがにかわいそうだな」と思って1年に1回だけ二人を会わせてあげることにしました。「また前みたいにちゃんと働くなら、一生懸命働くなら会わせてあげるよ」と、以前のように真面目に働くことを条件に1年に1度だけ会わせてあげることにしました。

毎年7月7日になると、カササギという鳥が飛んできます。この鳥がたくさん集まってきて、織姫と彦星が渡れるように橋を作ってくれます。二人はこの橋を渡って橋の上で1年に1度だけ再会できるようになりました。

という物語です。7月7日は織姫と彦星の願いが叶う日ですね。会いたいという願いが叶う日です。なのでこの話が由来となって、7月7日七夕の日に願い事をするようになりました。

毎年七夕が近づくと、日本ではこんな飾りをよく見かけます。この緑の葉っぱは笹の葉といいます。笹の葉に色んな色のカラフルな紙が飾ってありますね。これは短冊といいます。

短冊をよーく見ると文字が書いてあるのが分かりますか。文字が書いてあるのが見えますか。短冊には願い事が書かれています。

例えば、試験に合格しますようにとか、サッカーがうまくなりますように、とか、家族みんな健康で幸せに過ごせますようにとか、そういった自分の願い事を紙に書いて笹に飾ります。これが七夕です。

皆さんだったらどんなことをお願いしたいですか。短冊にどんな願い事を書きますか。

今日は7月7日七夕の話をしました。今日はこれでおしまい。またね!

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