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ねずみのすもう Sumo Mice

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これは ネズミねずみです。

これは 相撲すもうです。

今日きょうの 動画どうがでは 「ねずみの すもう」という 日本にほんの 昔話むかしばなしを します。

昔々むかしむかし、 あるところに おじいさんと おばあさんが んでいました。

おじいさんと おばあさんは 貧乏びんぼうでした。

かねが ありません。

ある、 おじいさんは やまへ 仕事しごとを しに きました。

おじいさんが やまで 仕事しごとを していると、 相撲すもうを る こえが こえてきます。

おじいさんは 「なんだろう?」と になって、 こえの するほうへ ってみました。

の かげから のぞいてみました。

すると 二匹にひきの ネズミねずみが 相撲すもうを っていました。

せた ネズミねずみと ふとった ネズミねずみが 二匹にひきで 相撲すもうを っていました。

よーく ると、 せたほうの ネズミねずみは おじいさんの いえに んでいる ネズミねずみでした。

そして、 ふとったほうの ネズミねずみは、 近所きんじょの お金持かねもちの おじいさんの いえに んでいる ネズミねずみでした。

おじいさんは の かげに かくれて、 二匹にひきの 様子ようすを ていました。

ふとった ネズミねずみの ほうが つよいです。

せた ネズミねずみは けて ばかりです。

何度なんども 何度なんども 勝負しょうぶを します。

何度なんど 勝負しょうぶを しても ふとった ネズミねずみが ちます。

せた ネズミねずみが けます。

おじいさんは がっかりします。

いえに かえって おばあさんに ネズミねずみたちの はなしを しました。

「うちの ネズミねずみは けて ばかりで かわいそう。」と おばあさんに はなしました。

おばあさんは いい かんがえを おもいつきました。

「そうだ! ちからが つくように もちを べさせてあげよう。」

ふとった ネズミねずみに てるように、 もちを べさせてあげよう。」と いました。

おじいさんも 「それは いい かんがえだね。 そうしよう!」と いました。

おじいさんと おばあさんは その の よる、 もちを つきました。

せた ネズミねずみのために もちを つきました。

そして もちを いておきました。

つぎの の あさ、 もちは なくなっていました。

おじいさんは また やまへ きます。

仕事しごとを しに やまへ きます。

すると また ネズミねずみたちの こえが こえてきました。

おじいさんは また の かげから こっそり 様子ようすを のぞいていました。

今日きょうは せた ネズミねずみが つよいです。

今日きょうは せた ネズミねずみが っています。

ふとった ネズミねずみが けています。

ふとった ネズミねずみが せた ネズミねずみに きました。

「どうして きゅうに つよくなったの? 昨日きのうは よわかったのに、 どうして 今日きょうは そんなに つよいの?」と たずねました。

「うちの おじいさんと おばあさんが、 昨日きのう もちを ついて べさせて くれたんだ。 もちの おかげで ちからが ついたんだよ。」

ふとった ネズミねずみは 「いいなぁ」と おもいます。

せた ネズミねずみの ことが うらやましいです。

ふとった ネズミねずみが います。

「いいな。 うちの おじいさんは お金持かねもちだけど、 もちは くれないよ。 ぼくも もちが 食べたいな。」

せた ネズミねずみは こう いました。

「うーん。 きみにも もちを べさせてあげたい。 だけど、 うちの おじいさんと おばあさんは 貧乏びんぼうなんだ。 おかねが ないんだ。 もちは たかいから、 なかなか べられないんだよ。 ごめんね。」と いました。

ネズミねずみたちの はなしを おじいさんが いています。

おじいさんは ネズミねずみたちの はなしを いて わらっています。

いえに かえって おばあさんに はなしました。

おじいさんと おばあさんは 「ふとった ネズミねずみにも もちを べさせてあげよう。」と おもいました。

その の よる おじいさんと おばあさんは、 ネズミねずみたちのために また もちを つきました。

それから 二匹にひきのために あかい ふんどしを つくりました。

そして もちと ふんどしを たなに いておきました。

つぎの の あさ たなを けてみると、 もちも ふんどしも なくなっていました。

わりに おかねが いてありました。

おじいさんと おばあさんは びっくりしました。

「きっと ふとった ネズミねずみが ってきてくれたんだろう。」

二人ふたりは うれしそうです。

その おじいさんが やまへ くと、 二匹にひきの ネズミねずみが あかい ふんどしを つけて たのしそうに 相撲すもうを っていました。

おじいさんと おばあさんは ふとった ネズミねずみが くれた おかねの おかげで 貧乏びんぼうじゃなくなりました。

そして しあわせに らしました。

今日きょうは 「ねずみの すもう」という 日本にほんの 昔話むかしばなしを しました。

今日きょうは これで おしまい。またね!

これはネズミねずみです。これは相撲すもうです。

今日きょう動画どうがでは「ねずみのすもう」という日本にほん昔話むかしばなしをします。

昔々むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがんでいました。

おじいさんとおばあさんは貧乏びんぼうでした。おかねがありません。

ある、おじいさんはやま仕事しごとをしにきました。

おじいさんがやま仕事しごとをしていると、相撲すもうこえこえてきます。

おじいさんは「なんだろう?」とになって、こえのするほうってみました。

かげからのぞいてみました。

すると二匹にひきネズミねずみ相撲すもうっていました。

せたネズミねずみふとったネズミねずみ二匹にひき相撲すもうっていました。

よーくると、せたほうネズミねずみはおじいさんのいえんでいるネズミねずみでした。

そして、ふとったほうネズミねずみは、近所きんじょのお金持かねもちのおじいさんのいえんでいるネズミねずみでした。

おじいさんはかげかくれて、二匹にひき様子ようすていました。

ふとったネズミねずみのほうがつよいです。

せたネズミねずみけてばかりです。

何度なんど何度なんど勝負しょうぶをします。

何度なんど勝負しょうぶをしてもふとったネズミねずみちます。

せたネズミねずみけます。

おじいさんはがっかりします。

いえかえっておばあさんにネズミねずみたちのはなしをしました。

「うちのネズミねずみけてばかりでかわいそう。」とおばあさんにはなしました。

おばあさんはいいかんがえをおもいつきました。

「そうだ!ちからがつくようにもちべさせてあげよう。」

ふとったネズミねずみてるように、もちべさせてあげよう。」といました。

おじいさんも「それはいいかんがえだね。そうしよう!」といました。

おじいさんとおばあさんはそのよるもちをつきました。

せたネズミねずみのためにもちをつきました。

そしてもちいておきました。

つぎあさもちはなくなっていました。

おじいさんはまたやまきます。仕事しごとをしにやまきます。

するとまたネズミねずみたちのこえこえてきました。

おじいさんはまたかげからこっそり様子ようすのぞいていました。

今日きょうせたネズミねずみつよいです。

今日きょうせたネズミねずみっています。

ふとったネズミねずみけています。

ふとったネズミねずみせたネズミねずみきました。

「どうしてきゅうつよくなったの?昨日きのうよわかったのに、どうして今日きょうはそんなにつよいの?」とたずねました。

「うちのおじいさんとおばあさんが、昨日きのうもちをついてべさせてくれたんだ。もちのおかげでちからがついたんだよ。」

ふとったネズミねずみは「いいなぁ」とおもいます。

せたネズミねずみのことがうらやましいです。

ふとったネズミねずみいます。「いいな。うちのおじいさんはお金持かねもちだけど、もちはくれないよ。ぼくもちが食べたいな。」

せたネズミねずみはこういました。

「うーん。きみにももちべさせてあげたい。だけど、うちのおじいさんとおばあさんは貧乏びんぼうなんだ。おかねがないんだ。もちたかいから、なかなかべられないんだよ。ごめんね。」といました。

ネズミねずみたちのはなしをおじいさんがいています。

おじいさんはネズミねずみたちのはなしいてわらっています。

いえかえっておばあさんにはなしました。

おじいさんとおばあさんは「ふとったネズミねずみにももちべさせてあげよう。」とおもいました。

そのよるおじいさんとおばあさんは、ネズミねずみたちのためにまたもちをつきました。

それから二匹にひきのためにあかいふんどしをつくりました。

そしてもちとふんどしをたないておきました。

つぎあさたなけてみると、もちもふんどしもなくなっていました。

わりにおかねいてありました。

おじいさんとおばあさんはびっくりしました。

「きっとふとったネズミねずみってきてくれたんだろう。」

二人ふたりうれしそうです。

そのおじいさんがやまくと、二匹にひきネズミねずみあかいふんどしをつけてたのしそうに相撲すもうっていました。

おじいさんとおばあさんはふとったネズミねずみがくれたおかねのおかげで貧乏びんぼうじゃなくなりました。

そしてしあわせにらしました。

今日きょうは「ねずみのすもう」という日本にほん昔話むかしばなしをしました。

今日きょうはこれでおしまい。またね!

これはネズミです。これは相撲です。今日の動画では「ねずみのすもう」という日本の昔話をします。

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんとおばあさんは貧乏でした。お金がありません。ある日、おじいさんは山へ仕事をしに行きました。

おじいさんが山で仕事をしていると、相撲を取る声が聞こえてきます。おじいさんは「何だろう?」と気になって、声のする方へ行ってみました。木の陰から覗いてみました。すると2匹のネズミが相撲を取っていました。痩せたネズミと太ったネズミが二匹で相撲を取っていました。

よーく見ると、痩せた方のネズミはおじいさんの家に住んでいるネズミでした。そして、太った方のネズミは、近所のお金持ちのおじいさんの家に住んでいるネズミでした。

おじいさんは木の陰に隠れて、二匹の様子を見ていました。太ったネズミのほうが強いです。痩せたネズミは負けてばかりです。何度も何度も勝負をします。何度勝負をしても太ったネズミが勝ちます。痩せたネズミが負けます。

おじいさんはがっかりします。家に帰っておばあさんにネズミたちの話をしました。「うちのネズミは負けてばかりでかわいそう。」とおばあさんに話しました。

おばあさんはいい考えを思いつきました。「そうだ!力がつくように餅を食べさせてあげよう。」「太ったネズミに勝てるように、餅を食べさせてあげよう。」と言いました。おじいさんも「それはいい考えだね。そうしよう!」と言いました。

おじいさんとおばあさんはその日の夜、餅をつきました。痩せたネズミのために餅をつきました。そして餅を置いておきました。次の日の朝、餅はなくなっていました。

おじいさんはまた山へ行きます。仕事をしに山へ行きます。するとまたネズミたちの声が聞こえてきました。おじいさんはまた木の陰からこっそり様子を覗いていました。

今日は痩せたネズミが強いです。今日は痩せたネズミが勝っています。太ったネズミが負けています。太ったネズミが痩せたネズミに聞きました。「どうして急に強くなったの?昨日は弱かったのに、どうして今日はそんなに強いの?」と尋ねました。

「うちのおじいさんとおばあさんが、昨日餅をついて食べさせてくれたんだ。餅のおかげで力がついたんだよ。」太ったネズミは「いいなぁ」と思います。痩せたネズミのことが羨ましいです。太ったネズミが言います。「いいな。うちのおじいさんはお金持ちだけど、餅はくれないよ。僕も餅が食べたいな。」

痩せたネズミはこう言いました。「うーん。君にも餅を食べさせてあげたい。だけど、うちのおじいさんとおばあさんは貧乏なんだ。お金がないんだ。餅は高いから、なかなか食べられないんだよ。ごめんね。」と言いました。

ネズミたちの話をおじいさんが聞いています。おじいさんはネズミたちの話を聞いて笑っています。家に帰っておばあさんに話しました。おじいさんとおばあさんは「太ったネズミにも餅を食べさせてあげよう。」と思いました。

その日の夜おじいさんとおばあさんは、ネズミたちのためにまた餅をつきました。それから二匹のために赤いふんどしを作りました。そして餅とふんどしを棚に置いておきました。

次の日の朝棚を開けてみると、餅もふんどしもなくなっていました。代わりにお金が置いてありました。おじいさんとおばあさんはびっくりしました。「きっと太ったネズミが持ってきてくれたんだろう。」二人は嬉しそうです。

その日おじいさんが山へ行くと、二匹のネズミが赤いふんどしをつけて楽しそうに相撲を取っていました。おじいさんとおばあさんは太ったネズミがくれたお金のおかげで貧乏じゃなくなりました。そして幸せに暮らしました。今日は「ねずみのすもう」という日本の昔話をしました。

今日はこれでおしまい。またね!

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