白雪姫 Snow White

ここは　お城しろです。

お城しろに　王様おうさまと　お妃様きさきさまが　住すんでいます。

王様おうさまと　お妃様きさきさまに　赤あかちゃんが　生うまれました。

白雪姫しらゆきひめという　名前なまえの　かわいい　女おんなの子こです。

しばらくして、　お妃様きさきさまは　病気びょうきになりました。

お妃様きさきさまは　病気びょうきで　亡なくなってしまいました。

死しんでしまいました。

また　しばらくして、　新あたらしい　お妃様きさきさまが　来きました。

新あたらしい　お妃様きさきさまは、　意地悪いじわるな　人ひとです。

優やさしくありません。

お城しろに　鏡かがみが　あります。

これは　鏡かがみです。

この鏡かがみは　魔法まほうの　鏡かがみです。

質問しつもんをすると　答こたえてくれます。

お妃様きさきさまが　鏡かがみに　聞ききます。

質問しつもんします。

「世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　誰だれ？」

「世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　誰だれ？」

鏡かがみが　答こたえます。

「お妃様きさきさま、　あなたです。

世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　あなたです。」

お妃様きさきさまは　喜よろこんでいます。

嬉うれしいです。

お妃様きさきさまは、　毎日まいにち　毎日まいにち　鏡かがみに　聞ききます。

また　しばらくして、　白雪姫しらゆきひめが　大おおきくなりました。

大おおきくなって、　とても　美うつくしい　お姫様ひめさまに　なりました。

お妃様きさきさまが　鏡かがみに　「世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　誰だれ？」と　聞きくと、　鏡かがみは　こう　答こたえました。

「世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　白雪姫しらゆきひめです。」

すると　お妃様きさきさまは　怒おこります。

怒おこった　お妃様きさきさまは　家来けらいを　呼よびます。

家来けらいに　言いいます。　「白雪姫しらゆきひめを　殺ころしなさい。」

お妃様きさきさまが　家来けらいに　命令めいれいします。

でも　家来けらいは、　白雪姫しらゆきひめが　かわいそうと　思おもいました。

家来けらいは　白雪姫しらゆきひめを　殺ころしませんでした。

家来けらいが　白雪姫しらゆきひめに　言いいます。

「森もりに　逃にげなさい。」

白雪姫しらゆきひめは　森もりに　逃にげます。

森もりの　中なかに　家いえが　あります。

一軒いっけんの　家いえが　あります。

ここは　七人しちにんの　小人こびとの　家いえです。

小人こびとが　七人しちにん　住すんでいます。

白雪姫しらゆきひめは、　小人こびとたちと　一緒いっしょに　ここで　暮くらします。

お城しろで　お妃様きさきさまが、　また　鏡かがみに　聞ききます。

「世界せかいで　１番いちばん　美うつくしいのは　誰だれ？」

鏡かがみが　言いいました。　「それは　白雪姫しらゆきひめです。」

お妃様きさきさまは　また　怒おこりました。

お妃様きさきさまは　怖こわい　魔女まじょに　なりました。

魔女まじょに　化ばけました。

そして　毒どくりんごを　作つくりました。

毒どくが　入はいった　りんごです。

魔女まじょに　なった　お妃様きさきさまは、　毒どくりんごを　持もって　白雪姫しらゆきひめのところに　行いきます。

トントンとんとん。　「りんごを　どうぞ。」　白雪姫しらゆきひめが　毒どくりんごを　食たべます。

毒どくりんごを　食たべて、　白雪姫しらゆきひめは　眠ねむりました。

小人こびとたちが　家いえに　帰かえってきました。

小人こびとたちが　白雪姫しらゆきひめを　見みます。

小人こびとたちは　白雪姫しらゆきひめが　死しんでしまったと　思おもいます。

みんな　泣ないています。

悲かなしいです。

そこへ　王子様おうじさまが　来きました。

かっこいい　王子様おうじさまが　来きました。

王子様おうじさまが　白雪姫しらゆきひめに　キスきすをします。

すると　白雪姫しらゆきひめは　目めを　覚さましました。

おしまい。