十二支 Japanese Zodiac

今日は十二支について話します。十二支は、この12種類の動物からなっています。
ネズミ、牛、トラ、ウサギ、辰、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、イノシシ。この12種類の動物からなっています。
元々は、昔々の中国で日付とか月とか年を表すために使われていたそうです。
あとは時間とか方角も十二支を使って表していたんだそうです。
それが昔、日本にも伝わりました。
現在の日本では日付や月や時間や方角にはもう使われていないんですけど、年にだけは今でも使われています。
例えば今年2022年は寅年です。去年は丑年でした。一昨年はネズミ年、その前はイノシシ年でした。
来年は兎年です。再来年は辰年、その次の年は蛇年です。
こんな風に毎年その年の動物が決まっています。
全部で12種類あるので12年に1回その動物が回ってきます。
だから次に寅年が来るのは2034年ですね。前回の寅年は2010年だったってことですね。
実は私は寅年生まれです。私が生まれたのは36年前、1986年です。1986年も寅年でした。私は寅年に生まれたので今年は年女です。私の夫も今年36歳になります。同い年です。夫も寅年生まれなので今年は年男です。
皆さんは何年ですか。私と同じ寅年生まれの人は今年年男、年女ですよ。
どうしてこの12種類の動物なんでしょう。そしてどうしてこの順番なんでしょうね。
実は十二支がどうやって決まったかについての物語があります。
今からその物語を紹介したいと思います。
年末のある日、神様が動物たちを集めて言いました。
「1月1日、元日の朝、私が住むこの山までレースをしなさい。1番から12番までにゴールした動物は、1年ずつ交代で、順番に動物の王様にしてあげる!」
動物たちは神様の話を聞いて「よし!12番までに入れるように頑張ろう!」と思いました。
猫は神様の話をちゃんと聞いていませんでした。
途中で居眠りしていました。
話が終わったあと、目を覚ました猫は「あれ?レースはいつって言ってたっけ。聞きそびれちゃった。」と言いました。
するとそれを聞いていたネズミがやって来てこう言いました。
「猫くん。レースは1月2日の朝だよ!頑張ってね!」
「ありがとうネズミくん!」
あれ?1月2日の朝でしたっけ?違いますよね。
ネズミは嘘をついたんです。猫はネズミに騙されています。
12月31日大晦日の夜になりました。
最初に出発したのは牛でした。
「僕は走るのが遅いから、みんなよりも早く出発しなきゃ!」と牛が一番に出発しました。
その様子をネズミがこっそり見ていました。
ネズミはそーっと近づいて牛の背中に乗りました。
牛は気づいていません。
ネズミは自分で走らずに牛に連れて行ってもらおうと考えているんですね。
ネズミはずる賢いですね。
夜が明けると、他の動物達も出発し始めました。
ウサギはピョンピョン跳ねていきました。
トラは「絶対1番になってやる!」とすごいスピードで走ってウサギを追い越していきました。
辰は空を飛んでいきます。
蛇はニョロニョロと地面をはっていきます。
馬と羊は仲良しです。「一緒に頑張ろう!」と仲良く走っていきます。
猿と犬は仲が悪いです。喧嘩をしながら走っています。
そこに鶏がやってきました。「喧嘩しないで!」と、二匹の喧嘩を止めました。
二匹が喧嘩をしないように、猿と犬の間を走っていきました。
神様が「牛が一番かぁ!」と思っていると、ネズミがピョーンと飛び降りて先にゴールしました。
それでネズミが1番、牛が2番になったんです。
3番目にはトラが、トラに続いてウサギがゴールしました。
その次にゴールしたのは辰です。
その後蛇もニョロニョロやってきました。
馬と羊は仲良く一緒に走ってきました。
でもゴールの直前で羊が「馬さん、お先にどうぞ。」と譲ったので、馬が先にゴールして、馬、羊の順番になりました。
猿と犬が喧嘩をしないように鶏が間に入ったので、猿、鶏、犬の順番でゴールしました。
最後の1匹は何の動物でしょう。
猛スピードでやって来たのはイノシシです。
イノシシはスピードを出しすぎて、神様の住む山を越えて隣の山まで行ってしまいました。
「行き過ぎた!」と気づいて戻って最後にゴールしました。
という訳で十二支は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。この順番に決まったんです。
皆さん、ネズミに騙された猫のことを覚えていますか。
猫はどうなったんでしょう。
1月2日の朝、猫が神様のところに行きました。
誰もいません。「誰もいない!一番だ!」と思ったら、神様からレースは昨日だったと聞いて、猫は「ネズミに騙された!」と気付きました。
怒った猫はそれ以来、ネズミを見ると追いかけるようになったんだそうです。
今日は十二支を紹介しました。
今日はこれでおしまい。またね!
今日は十二支について話します。十二支は、この12種類の動物からなっています。ネズミ、牛、トラ、ウサギ、辰、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、イノシシ。この12種類の動物からなっています。
元々は、昔々の中国で日付とか月とか年を表すために使われていたそうです。あとは時間とか方角も十二支を使って表していたんだそうです。それが昔、日本にも伝わりました。現在の日本では日付や月や時間や方角にはもう使われていないんですけど、年にだけは今でも使われています。
例えば今年2022年は寅年です。去年は丑年でした。一昨年はネズミ年、その前はイノシシ年でした。来年は兎年です。再来年は辰年、その次の年は蛇年です。
こんな風に毎年その年の動物が決まっています。全部で12種類あるので12年に1回その動物が回ってきます。だから次に寅年が来るのは2034年ですね。前回の寅年は2010年だったってことですね。
実は私は寅年生まれです。私が生まれたのは36年前、1986年です。1986年も寅年でした。私は寅年に生まれたので今年は年女です。私の夫も今年36歳になります。同い年です。夫も寅年生まれなので今年は年男です。皆さんは何年ですか。私と同じ寅年生まれの人は今年年男、年女ですよ。
どうしてこの12種類の動物なんでしょう。そしてどうしてこの順番なんでしょうね。実は十二支がどうやって決まったかについての物語があります。今からその物語を紹介したいと思います。
年末のある日、神様が動物たちを集めて言いました。「1月1日、元日の朝、私が住むこの山までレースをしなさい。1番から12番までにゴールした動物は、1年ずつ交代で、順番に動物の王様にしてあげる!」
動物たちは神様の話を聞いて「よし!12番までに入れるように頑張ろう!」と思いました。猫は神様の話をちゃんと聞いていませんでした。途中で居眠りしていました。話が終わったあと、目を覚ました猫は「あれ?レースはいつって言ってたっけ。聞きそびれちゃった。」と言いました。
するとそれを聞いていたネズミがやって来てこう言いました。「猫くん。レースは1月2日の朝だよ!頑張ってね!」「ありがとうネズミくん!」あれ?1月2日の朝でしたっけ?違いますよね。ネズミは嘘をついたんです。猫はネズミに騙されています。
12月31日大晦日の夜になりました。最初に出発したのは牛でした。「僕は走るのが遅いから、みんなよりも早く出発しなきゃ!」と牛が一番に出発しました。その様子をネズミがこっそり見ていました。
ネズミはそーっと近づいて牛の背中に乗りました。牛は気づいていません。ネズミは自分で走らずに牛に連れて行ってもらおうと考えているんですね。ネズミはずる賢いですね。
夜が明けると、他の動物達も出発し始めました。ウサギはピョンピョン跳ねていきました。トラは「絶対1番になってやる!」とすごいスピードで走ってウサギを追い越していきました。辰は空を飛んでいきます。蛇はニョロニョロと地面をはっていきます。
馬と羊は仲良しです。「一緒に頑張ろう!」と仲良く走っていきます。猿と犬は仲が悪いです。喧嘩をしながら走っています。そこに鶏がやってきました。「喧嘩しないで!」と、二匹の喧嘩を止めました。二匹が喧嘩をしないように、猿と犬の間を走っていきました。
神様が「牛が一番かぁ!」と思っていると、ネズミがピョーンと飛び降りて先にゴールしました。それでネズミが1番、牛が2番になったんです。3番目にはトラが、トラに続いてウサギがゴールしました。その次にゴールしたのは辰です。その後蛇もニョロニョロやってきました。
馬と羊は仲良く一緒に走ってきました。でもゴールの直前で羊が「馬さん、お先にどうぞ。」と譲ったので、馬が先にゴールして、馬、羊の順番になりました。猿と犬が喧嘩をしないように鶏が間に入ったので、猿、鶏、犬の順番でゴールしました。
最後の1匹は何の動物でしょう。猛スピードでやって来たのはイノシシです。イノシシはスピードを出しすぎて、神様の住む山を越えて隣の山まで行ってしまいました。「行き過ぎた!」と気づいて戻って最後にゴールしました。という訳で十二支は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。この順番に決まったんです。
皆さん、ネズミに騙された猫のことを覚えていますか。猫はどうなったんでしょう。1月2日の朝、猫が神様のところに行きました。誰もいません。「誰もいない!一番だ!」と思ったら、神様からレースは昨日だったと聞いて、猫は「ネズミに騙された!」と気付きました。怒った猫はそれ以来、ネズミを見ると追いかけるようになったんだそうです。
今日は十二支を紹介しました。今日はこれでおしまい。またね!